プレスリリース
2022.03.22
伊豆シャボテン動物公園では、第5温室メキシコ館において、巨大なイソギンチャクのような針のような細い葉をした珍しい植物で、希少な花である「ダシリリオンロンギシマム」が開花いたしました。
「ダシリリオンロンギシマム」は、成長がとても遅く、いくつかの輸入植物がまれに日本に入ってくることもありますが、小さいものがほとんどで開花にまで至るこの巨大な株は他ではあまり見ることができません。当園では、1994年に開花した記録があり、今回の開花は、1~2週間程度咲く予定です。
ダシリリオンロンギシマム
【分 類】 リュウゼツラン科 【自生地】 メキシコ 【英 名】 Mexican Grasstree 【特 徴】自生地:メキシコ 細長い針のような葉が放射状に出ている乾燥地に生える多肉植物。 英語では「メキシカン・グラスツリー」とも呼ばれる。成長速度は遅い。当園のダシリオンロンギシマムは、3メートル以上ある大株で、過去(1994年)に、開花事例があります。本株は約50年の植物です。 |